リゼロの各章について、小説の巻数やアニメとの対応を含めて紹介

2023年6月6日小説,シリーズもの,特集テレビアニメ,長月達平,大塚真一郎

現在、本編だけで33巻を数える『Re:ゼロから始める異世界生活』
各巻にはナンバリングが付されているので読む順番に困ることはありませんが、ストーリーの区切りは分かり辛いと思います。

そこで、そのストーリーを大きく分ける各章について、ネタバレ無しで該当の巻数やアニメの放送範囲なども含めて紹介します。
第1巻から順番に全て読むことを強く推奨しますが、一気に全巻買って通して読むのはハードルが高いでしょうから、何冊かずつまとめて買って読む際などに参考にしてください。

現在の時点では、本編は7つの章に分けられます。作者によれば全11章の構成だそうです。
いずれの章も見事な構成になっていてそれぞれの魅力があります。
私が一番好きな章はどれかと聞かれても、容易には答えられません。多分、そのときどきで変わると思います。
各章の長さはばらつきが大きいですが、序盤の1章と2章を除くと短くとも小説5冊以上あります。
では、各章について述べていきましょう。

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第一章

第1巻の1冊のみで完結します。
web版の章タイトルは『怒涛の一日目』、コミック版は『王都の一日編』
突如として異世界に迷い込んだスバルが、出会った少女を助け出そうとする王都での一日を描きます。
本作の導入部分に当たりますが、他の章と同様、物語にとって重要な部分が含まれています。

第二章

第2巻と第3巻の2冊にあたります。
web版の章タイトルは『激動の一週間』、コミック版は『屋敷の一週間編』
ロズワール邸を舞台に、屋敷に住む人と関係を築いて無事に1週間を超えるための奮闘が描かれます。
1章より話は重くなっていますね。

第三章

ここから各章は長くなり、3章は第4巻~第9巻までの計6冊です。
web版の章タイトルは『再来の王都』、コミック版は『Truth of Zero』
アニメ第1期の範囲はここまでになります。
再びの王都を舞台に一気に物語が進みだし、いよいよ本作らしい絶望感ある展開が描かれていきます。
ここからが本編と言えるような内容なので、長いですが初読者にはまずここまで(せめて第6巻まで)読んで貰いたいです。

第四章

第10巻~第15巻までの計6冊です。
web版の章タイトルは『永遠の契約』、コミック版は『聖域と強欲の魔女』
アニメ第2期の範囲にあたり、現状アニメ化されたのはここまでです。
停滞した時間、様々な過去が描き出されるこの4章で、世界観と謎が更に深まります。
第1章から第4章までを長い一つのまとまりとして捉えることも出来るように思います。

第五章

第16巻~第20巻までの計5冊です。
web版の章タイトルは『歴史を刻む星々』
現状、5章より先のコミック版はありません。
4章から1年が経過し、水門都市プリステラを舞台に新たな戦いが巻き起こります。

第六章

第21巻~第25巻までの計5冊です。
web版の章タイトルは『記憶の回廊』
人々を救うための前人未到の挑戦が描かれ、自らの存在を問い直す章となります。

第七章

第26巻~第33巻までの計8冊と、最新かつ最も長い章になります。
web版の章タイトルは『剣狼の国』
舞台はルグニカ王国を離れて隣国のヴォラキア帝国へ移ります。
第6章からノンストップで、異国の大騒動に巻き込まれるスバルが描かれています。

第八章

未発売の第34巻から始まる新章。
web版の章タイトルは初の人名となる『ヴィンセント・ヴォラキア』
こちらも第七章から直接続いて、ヴォラキア帝国で起こる未曽有の事態へと挑んでいきます。

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litmus paper

理系の大学生。好きなジャンルはミステリーやファンタジー。基本的には幅広く読んでいますが、(高校時代の経験から)今は青春小説を苦手にしています。